カテゴリー

アーカイブ

2017.12.08 ブログ

お月さん

 

11月21日 夕方6時40分頃のお月さんは

とっても細くて きっと風越山に当たると

割れてしまうんじゃないかとくっし~~は

心配しました

 

お月さんが出なくなると

お月見ができないし

夜暗いし くっし~~の好きな

トトロの種を蒔いて

芽が出るあの伝説の 明るい月夜もなくなっちゃうし

 

困った困ったと

くっし~~は思っていました

でも山に入る頃に

チャリンって言う音もしなかったし

かけらも飛んで来なかったし

お月さんが割れちゃったって言う噂も

流れてこなかったので

きっと大丈夫 と思っていたところ

 

今夜は少し太ったお月さんを見て

一安心

良かった 良かった

 

古くからひとは

月を愛で

歌に読み

恋人を思いやる

遠く離れたあの人もこの月を

眺めているかしら

会いたい

 

京都人の密やかな愉しみの中で

月は情熱的にはたらいている

 

美しい芸妓さんは毎夜月を眺めては

静かにひたすら待っている

彼女が好きで好きで仕方がない

男性は奥さんを亡くして

まだ心の傷が癒えていない

もう少し持ってくれと

彼女に頼んでいる

 

中島みゆきの 寄り添う風

静かに女心を歌い上げる

 

理由もなく会いたいのに 理由を探してる

会わなければならないのと 理由を探してる

人恋しさは諸刃の剣

かかわりすぎて あなたを苦しめるくらいなら

寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして

寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く

 

心の強い大人の女性でないと

これはできない 相手を深く愛している女性でないと

これはできない

彼氏の決心がついて 一緒に暮らしてくれへんか

と言われた時の 彼女の嬉しそうな顔が

忘れられない 彼女の手元のカクテルに

お月さんが映っている

彼女は三年待った

思いは成就した

 

 

夫の浮気に心揺れる

骨董屋さんの若女将は

川原で笛を吹く男性に

思わず心惹かれる

その笛の音の魅せられ 涙を流す

 

男性に逢いたくて

お弁当を作っては出掛けてゆく

ふたりはベンチに座り

同じ月を眺める

月の出は一日で40分ずれる

辛抱強く通ったが 思いは成就しなかった

 

最後に彼女が作った二つのお弁当は

自分とご主人のものだった

彼女は夫に

もう一つはあんたはんのどす

加茂の川原で一緒に食べまひょか

と声を掛ける

 

月は人を引き寄せ

心も引き寄せる

それによってあるときは人を寄せ

あるときは人を離す

 

 

なぜ人は月に魅せられるのか

人と人の心を引き寄せるのか の問いに対し

たけちゃんはズバリ

それは引力です と答え

くっし~~の疑問を見事に解消してくれた

 

でももう一人のくっし~~は

納得していない

きっと月には目に見えない

不思議な力がある と未だに信じている

で それでいい

 

今日もお月さんを待っている

あの京の芸妓さんみたいに

静かにドキドキしながら

 

 

 

 

 

 

一覧へ戻る

Page Top